health cabinさんの香料でリキッド自作してみました
普段はリキッドレビューとかvapeネタとか書きたい放題の私なんですが…
まさか自分がリキッドDIYをやるとは思っていませんで…
health cabinさんhttps://www.healthcabin.net/
こういうのはもっとこう…人を見て送ってくれた方がいいと思うんです…。
出来合いのリキッドやはたまたアトマイザー、デバイスなんかはいくらでも喜んでやらせていただきますけどリキッドの香料のレビューとは…まさかの香料なんですね。
考えてもいませんでした…。
いや…!しかしそこで私ダヴは考えます。
逃げちゃダメです。
これもまたVAPEを嗜む1つのカテゴリーです。
いわばVAPE界のメインストリートといっても過言ではないでしょう。
寧ろリキッドレビューなんぞしている私には遅かれ早かれ必要な事だったかもしれません。
香料から味を知るのは必要な…いや、わかりませんがやっても損はしないでしょう…良い勉強の機会を与えてくださいました。
ありがとうございます。
やってみる事にします。
とはいえ…香料からのリキッド作製はど素人の私です。
非常に困りました。
さてどうしましょう…。
twitterで呟いて他のブロガーさんとお話ししていましたら…いました、いました!
沢山おられるリキッド名人のうちのおひとりが話に加わってきてくださいました。
飛んで火に入る夏の虫とはこういうことでしょう…と他人事のように思いながらコンタクトを取って…物覚えの悪い私に極力シンプルに作り方を教えてください、どうか!何卒!と、お願いいたしました。
そうしましたら快く回答を頂けました。
「ベース液作って香料入れるだけだよ。」
なるほどです、シンプルです。ありがとうございます!
まあ、こんな私にかまっているヒマなぞないでしょう。
いや!ほんとはもっと優しく教えてくださいましたよ!ごくごく簡単に!
え?誰かって?ほら!レビューブログなんかでも活躍しているあの美人なお姉さんですよ!
よくリキッド舐める…ほら!ぺろんちょの!
そんな感じでまずこれらをどうしたら良いのか…というところからです。
…。
ちょっとふと思いましたが…これ…真面目に、というか真剣にリキッド自作されている方からしてみれば当たり前の内容かと思われるかもしれませんが(もしかしたら違うかもしれません)そこはリキッド自作ど素人の私なので目を瞑って頂けたらと思います。
しかしながらそうは言っても私の本職は化学を多少は齧っています。
液体を混合するのはよくやっています。
腕の見せ所ですね。任せてください。
頑張ります。
・Cranberry
・Blackbelly
・Rich Vanilla
・Fresh Coconat
・Butter
・Cereal
・Pineapple
・Rich Premium Sweetner
•VG
•PG
•30mlボトル
*なお、BOOSTERというものもありましたがそれはニコチンのようなので省いています。
•ではまずベース液を作ってみましょう。
ちょっと待ってください?
(そういや…ベース液の比率、どうしたらいいのか聞いてなかったな…)
ベース液作って香料ブッ込めといったって…
そのベース液はどうやって作ったら…
というところから始めなければなりません。
気の長い方はしばらくこれからの文章にお付き合いください。
ベース液…まあ、その辺は計算で出せますのでやってみます。
•ベース液…VGとPGの混合液がベース液になりますね。
VG/PG:70/30とか、50/50とか、VG100なんてのもありますよね、確か。
今回はVG/PG:50/50で作ります。
あ、あと念のため…50/50というのはVGとPGの量の比率ですね。
1:1の割合って意味ですね。
70/30なら?
7:3の割合って意味ですね。
では混合液50mlを50/50で作るに
は…
これは簡単ですね。
半分ずつですからVG25mlとPG25mlを足せばベース液VG/PG=50/50が50mlの完成です。
では混合液50mlをVG/PG=70/30で作るには…?
ちょっと計算が必要になってきますね。
7:3の割合なので…VG→7×5=35ml、PG→3×5=15mlとなりますね。
もう一問。
VG/PG=75/25では?
7.5:2.5なので…
VG→7.5×5=37.5ml、PG→2.5×5=12.5mlとなりますね。
ここまでは容量として計算しています。
これはVG、PGには比重の違いがあるというのがこの後の計量で関係してきます。
どういう事かと言いますと、、例えば常温常圧下での水の比重は1です。
厳密にいうと気圧や温度でごく微量に変わると思われますがまあ、1としましょう。
そうなると…
30ml=30gです。
300mlなら300gです。
3000ml=3ℓなら3000g=3kgです。
となりますね。
かたやVGの場合は比重が重くて1.26あります。
比重は温度によって変わりますけど室温としますね。
ということは同じ容量を入れても重さが変わってくるんですね。
例えば…
・水なら比重は1なので30ml×1=30g
・VGでは比重が1.26と重くて
30ml×1.26=37.8gになります。
・そしてPGでは比重は1.038。ですので
30mlだと×1.038で約31gです。
(あ、わかりやすいように比重の単位は省いています。)
という事を踏まえて計量していくんだと思うんですけど…
なにせリキッド自作は初めてです。
容量基準で計量していくのか、重量基準で測った方がいいのか…
どちらが良いのかはすみません、なにせ自作初めてなものでよくわかんないです。
まあ、計算を間違わなければ結果は誤差を含めてもだいたい同じになるんですけどね。
重量基準なら比重計算が必要になってくるという事ですね。
容量なら目盛のついたシリンジを使えば何も考えずにできるということになりますよね。
え、違うかな…いいんですよね。多分。
だとするなら手持ちの容器などの有無で計量法も変わっていくと思われるのでもし、これから自作をされようとしている方がいらっしゃいましたらこのあたりの計算は覚えていてもいいかもしれません…。
しかしある程度の精度を求めるならこの比重計算をした上でデジタルスケールで重さを計量していくのが良いかもしれませんね。
まあ、自分で楽しむ分には自分の好きなように適当にチャチャっと混ぜてしまえばいいんでしょうけどね…
一応VG/PGそれぞれに比重の違いがあって好きな割合で計量したい時は計算も必要になってくる場合もある…ということは知っておいても良いのかなって思います。
そんな感じで計算によって自分の好みの比率のベース液を細かく作ることも可能なんですね。
この辺はDIYの良いところでしょうか。
では次に実際にベース液を作ってみます。
•必要なもの
「重量」で計量するならこれあった方がいいですよね。
ネットでもお安く買えますし、ホームセンターなどにもありますね。
桁は小数点以下、0.01まで測れるのが良いのかなって思います。
このような計量によく使われるものでメスシリンダーというものもありますけど…よく研究とかに使われるやつですけど…
シリンジで必要十分でしょう。
多分やっていくうちに「これがあった方がいいな、あれも必要かもな…」という事が出てくると思いますがとりあえずこれでなんとかなりそうです。
•実際にVG/PG=50/50のベース液を作ってみましょう。
*VG15ml/PG15mlで計量していきます。
・重さを確認しながらシリンジで計量していきます。
デジタルスケールに容器を乗せた時点では容器の重さが表示されるのでこの重さ(風袋)を消去します。
↓
グリセリン15mlをシリンジで計量して入れていきます。
デジタルスケールで確認しながら入れていくと正確にできるかもしれませんね。
やっていて思いだしたんですがこれ、VGは粘度があるのでシリンジで吸い込む時結構辛いです。
シリンジを使わずにビーカーやフラスコに直に重量を測りながら入れていった方が楽ですね、きっと。
次にPGを計量していきます。
・PG:15ml×1.038=15.57g
VGを計量済みの容器を一旦消去します。
↓
↓
容器の重さ(キャップ込み)が8.3gあったのでそれを引くと34.53g。
計算上だと
(VG:15ml×1.26=18.9g)+(PG:15ml×1.038=15.57g)=34.47g
ちょっと誤差がありますがだいたい合ってるので良しとします。
これは最初にベース液を作っておいて好きな各フレーバーを好きな濃度に調整して作るやり方かな…と思います。
例えばこのベース液で香料の濃度10%のリキッドを5ml作るとしたら…
・香料…0.5ml
・ベース液…4.5ml
もしくは例えば…最初からフレーバー込みで作る場合ですと濃度が関わってくるので計量も違ってきますよね。
その場合だと…•例えば香料10%の濃度のリキッドをVG/PG:50/50で10ml作りたい場合。
・香料…1ml
・VG/PGベース液…9ml
になりますよね。
という事は順番はどちらでもいいんだと思いますけど例えば…
•香料1ml:VG4.5ml:PG4.5ml
4.5mlとか…なかなか容量で計量していくのは難しいので計算して重さで測った方がやりやすいですかね。
とするなら…
・VG:4.5ml×1.26=5.67g
・PG:4.5ml×1.038=4.67g
・香料:1ml←これは目盛りでいけますよね。
最終的に同じになるんですけどね。
初めからこの割合で作ってしまうか、ベース液を作っておいて小分けにして作っていくか…の違いで結果は同じになりますね。
作業効率の問題くらいですね。
ただ…香料を複数種類添加していくとなるとなかなか難しいですね…どんな割合で混ぜていくんでしょうね。
と言いますか…そんなことを考えていたらふと思ったんですけど最近は自主製作で販売されている方もよく目にしますが…凄いですね。
お売りになるという事は私が先程行ったやり方より遥かに精度の良い器具や方法、衛生環境、はたまた緻密な計算も含めて作業されていると思われます。
本当に尊敬致します。
…。
…。
いや…ちょっとアレです。
今回の記事の趣旨とはかなり話が逸れてきたのでそれは置いておきましょう。
今回、私が書きたかったのはhealth cabinさんの香料のレビューでした。
という事ですのでね、レビューしていきたいと思います。
先程作ったベース液にそれぞれの香料を単体で添加していき、吸ってみたいと思います。
•VG/PG:50/50…フレーバー濃度10%
・fresh coconut
・black berry
・rich vanilla
・cereal
・rich premium sweetener
・cranberry
・butter
・pine apple
以上の8種類の香料を吸っていきたいと思いますが…。
ちょっと話が長くなりすぎましたね…。
続きはまた日を改めまして書きたいと思いますので…いや!逃げてないですよ!
本当にちゃんとやりますから!
ほら!アレです!
スティープもきっとしなくちゃですよね!
ではそのうちに書きますので!
See You!!!