health cabinさんの香料でリキッド自作してみました(その2)
8日ほど前にこんな記事を書きました。
そろそろスティープもいいかなというところで実際に各香料で作ったリキッドを一つずつ吸っていきたいと思います。
スティープといっても超音波で一度馴染ませて日数を置いただけなんですけどね。
さて、ではスティープとは?
vapeを始められてしばらくすると必ずお聞きになる言葉の一つだと思います。
vapeにおけるそのスティープという言葉には明確な定義、及び方法というものはあるんでしょうか?
これはあくまでも私の見解なんですが、いわゆるスティープ=「寝かせる」「熟成させる」事によって各香料同士の味をなじませる、まろやかにさせる、トゲをなくすなどの意味合いがあると思います。
「混ざる」というのはその前段階で例えば容器を振ったり、ビーカーに入れた液をガラス棒などで撹拌させる、もしくはお小遣いに余裕があればスターラーという楽に混ぜることができる機器がありますがそういったもので各香料同士をまさに混ぜ合わせるという意味合いだと思います。
ただ、必ずしも「スティープ」と「混ぜる」というそれぞれの作業は効果として別問題かと言われたらそうとも言い切れないところが難しいところですね。
一般的に…かどうかは分かりませんが費用のかからない簡単なスティープの方法は出来上がったリキッドを密栓して2、3日置いておいて一度開封してボトル(もしくは瓶)を振ってしばらく置いて(このしばらく置く時間も明確に何分が良いとは決まっているわけではないと思うので曖昧な言い方をします)ボトルの中の空間にある空気を入れ替えてまた何日か放置。の繰り返し…というのが費用がかからなくていいのかなって思います。
空気に触れる事によってリキッドが少なからず反応する事によって味をなじませる事を効果的に利用しているんだと思います。
と、同時に自然的に各香料同士も混ざり合っていくのかなって感じがします。
あくまでも個人的な見解です。
例えば市販のリキッドでも開封後ある程度日数が経っているものは味の変化を感じる、という経験をお持ちの方も少なくないでしょう。
それを作製直後のごく初期段階で行うという事なんですね。
そんなことを考えていましたら…
大きいリキッドメーカーさんはそれ専門の規模の機器環境、衛生環境も万全に整えて生産されていると思われます。
でなければあれほど安定した味のリキッドを市販されるというのは難しいでしょう。
いや、当たり前なんでしょうけどね。
最近では個人で作製して販売されている方もよく見受けられます。
実際今回自分で作ったものについてたった一つの香料を混ぜるだけでもかなりの神経を使って作業をしました。
それを毎回安定した味で、衛生面なども含めて完璧な状態でお売りになられているんですよね、勿論。
正直に言いますとそういった個人の方がお造りになって販売されているリキッドで本当に心の底から美味しいと思えたのは1人…2人…うーん…数えるほどです、今のところは。
お造りになられる方のレシピのセンスも当然ながら重要と考えますが衛生面含めてその味を安定させて皆さんに供給する生産量、その結果の信頼性などなど…それらを考えたらどれほど美味しいリキッドを作るのは難しいのか…って思うんですが、今回私がリキッドDIYをやるのはあくまで個人が楽しむものでそれで美味しくてリーズナブルだったら楽しいじゃん…くらいの感覚でやってみましたのでそれを踏まえた上でみていただけたらと思います。
そんなことを思いながら超音波にかけてその後スティープさせてみました。
いい感じで混ざってくれていることを願います。
まあ、一種類の香料しか入れてないので混ざるもなにも(香料+PG+VG)だけなんですけどね。
では、早速いきましょう。
フレーバーは下記の8種類です。
順番に吸っていきます。
•Flavor…
・Cranberry
・Blackbelly
・Rich Vanilla
・Fresh Coconat
・Butter
・Cereal
・Pineapple
・Rich Premium Sweetner
•VG/PG:50/50…フレーバー濃度10%
使用環境…istick pico+ bell RDA
抵抗値…1.09Ω

あ、美味し…いや、、うーん…。
不味くはないですけど特別美味しくもないですね。
クランベリー単体の味です、当たり前ですけど。
単体なので物足りなさは否めません。
ただしこのクランベリーの味自体はしっかり酸味と果実の濃厚さも感じられましたが…どこかケミカルっぽい雰囲気を感じました。
吸った瞬間…クッキーみたいな味の香料と少しバニラ的な要素を混ぜると美味しいんじゃないかなって思いました。
結構クランベリーです。

クランベリーとの味の違いが分かりません。
若干ブラックベリーの方が奥行きがある感じがします。
奥行きといっても多分伝わらないでしょうけど味に深みがある気がしました。
ただ…こちらの方がケミカル的な雰囲気は全くありませんでした。
複数混ぜるならこちらを使いたい気がしました。

濃厚な牛乳チックなバニラに感じます。
とはいえ後味はなぜかあっさりしています。
やっぱ薄いのかな…よくわかりませんがこれをベースにして甘ったるい何かを作りたくなりますね。
なるほど、やはり酸味のあるフルーツ系、クッキーテイストのある香料と混ぜても美味しそうですね。
コーヒー、タバコ、ナッツ系とも相性良さげですね。
バニラは万能なんですかね。
結構自分の好みの味にはバニラが入っているのも少なくないようなのでやはりこれは複数混ぜるのに使いたくなります。

美味しいコパトーンの味がします。
あー、なるほどって感じです。
バニラとココナッツは相性良さげですね。そこに何かフルーツを入れたらいいのかな…
あ、それともココナッツが割とミルク的な要素もあるのでバニラ入れるとくどくなりますかね…
なるほど面白いですね、リキッドDIYって。
こうやって色んな事を考えるのって楽しいですね。
ココナッツミルク的な味でした。

まったりバター味ですね。
バニラともまた違うんでしょうけど似てますね。
クリーミーな感じを出すときにこっちを使うのもありなんでしょうね。
わかりませんが…何事も実際に混ぜて実験するのがいいですね。
あまり味の説明になってなくてすみませんが色々混ぜる事を考えてしまいますね、楽しいです。
芳ばしい小麦粉系と相性良さそうですね。
もっと奇抜な使い方があるんでしょうけどやはり色々混ぜてみないとわかんないですね、こういうのって。

これは美味しいですね。
穀物感と…ちょっとバニラっぽくも感じますがなぜでしょうか。
これはナッツとタバコ、それにバナナとか混ぜたら美味しそうです。
イメージが広がって楽しいです。
これは割と濃厚でデザート系を作るときに無性に入れたくなります。

まさにパイン飴ですね。
んー、でもちょっとケミカル的な雰囲気がします。
一瞬濃厚でフルーティーに感じたんですけど後味がケミカル的なあじになりました。
ちょっとパイン自体は好きなんですけど…
もっとスティープさせた方がいいんですかね。

これ、甘味料ですかね。
甘いしかありません。
甘さを引き立たせたいときに使うんでしょうか。
普通に甘いです。
あっさりした甘さに思います。
さて、ではここで今までのをいくつか混ぜたものを予め作っておいたのでそれを吸ってみたいと思います。
まあ、よくある組み合わせでしょうが記念すべき私ダヴのオリジナルリキッドDIY1号です。

・Blackbelly
・Rich Vanilla
・Fresh Coconat
・Cereal
・Rich Premium Sweetner
↑このいかにもなんでも混ぜたがりな感じです。
割合は伏せておきます。
こんなもんです。
なんでも混ぜてみたくなるんです。
では吸ってみます。
あれ?美味しいですね。
あ、でも…もう少し芳ばしさが欲しかったですね…。
Cerealの割合をもう少し増やせばよかったのかな…。
でも自分で言うのもアレなんですけど結構美味しくできるもんですね。
バニラが薄くブラックベリーを包む感じで割と濃いめにココナッツの風味が鼻から抜けていきます。
ブラックベリーの酸味がポイントですね。
甘いですが後味にいつまでも残るような甘ったるさはありません。
結構美味しく出来ちゃいました。
ああ、これにRY4を混ぜたらどうなるんでしょうか。
なんとなく美味しそうにも思えなくもないです。
あ、そういえばhealth cabinさんの香料でRY4復活したそうですね。
この手のDIYをやってらっしゃる方にはご好評だと聞きます。
たまにはこんな遊びでリキッド作ってみるのも楽しいですね。
料理作ってるみたいでハマりそうです。
そんなDIYのできる香料などこちらで買えますよ。
やはり注目はRY4でしょうか。
See You!!!