VEGAS by BaksLiquidLab リキッドレビュー
BaksLiquidLabより新発売されたVEGASのリキッドレビューになります。
ちょっと堅苦しい始まり方になってしまいましたね…。
いや、あの…これ。
開封一発目吸った瞬間ちょっと頭の整理がつかないというか、うーん…ぶっちゃけて言わせて頂きますとすぐに美味しい!って思えなかったんですよね…。(おしんさんごめんなさい)
BaksLiquidLabのリキッドは今までは割と吸ってすぐ美味しい!ってなってたんですけど。
SNSなどをのぞいてみると美味しいっていう感想をよく目にしましたけど本当に〜?
そんな手放しですぐ美味しく感じた〜?
えー、おかしいな…鼻詰まってんのかな…。
えー…。
って感じで。(あくまでも私の感覚です)
発売前、フレーバー詳細など調べて読ませて頂いた時点では絶対これ、自分好みの味だ!絶対美味しい!絶対!
って思ってたんです。
ところがどっこいそうは簡単に問屋は卸してくれません。
期待値が高かったせいもあったかもしれませんが、ん?うーん?うーん…。
となってしまいました。
しかし…しかし!そこからがおしんさんのリキッドの本領発揮といったところでしょうか。
開封後毎日こればっかり吸ってたんですけど日に日に印象が変わっていきました。
結論は後ほど書かせて頂くとして…私にとっておしんさんの造られるリキッドのシリーズは思い入れの強いものの一つでもあります。
誰がなんと言おうと評価が高かろうが低かろうがそれには変わりありません。
数年前、vapeにハマり始めて少し経った頃に登場したぺぱかかと出会って衝撃を受けた…という事も関係しているかもしれません。
そんなBaksLiquidLabの最新作です。
ショップさんの説明では…
甘めの葉巻フレーバーにピーチをプラス。
まとまりの良い絶品フレーバーです。
今では色々なショップさんで販売されていますが…簡潔にまとめるとだいたいこんな感じで説明されてます。
今までのBaksLiquidLabのリキッドには種類、強弱の違いがあれど必ずタバコフレーバー類がブレンドされていると思われます。
今回このVEGASは果たしてどんな感じなのか…
吸いながら「私の感想」を説明していきたいと思います。
いつものように何通りかの抵抗値で吸っていきます。
開封直後…
リキッドの香りはフルーティーな甘い匂いがしますね。
実際吸ってみますと…
うーん?
味は灰系のタバコフレーバーの割合が強めで甘いフルーツのようなミストが混ざり合って口の中に入ってきます。
これだけだったら私、美味いっ!さすが!美味しい!
ってなってたんですけどそれプラス何か別な味を感じたんですね。
違和感というか。
何でしょうか…ゴムのような…焼けたゴムのような…
なぜかそれが鼻について別な意味で複雑な味に感じたんです。
いくら吸ってもその味、というか匂いが鼻についてしまいます。
もしかしたら私個人の変な感覚にすぎないかもしれません。
しかし、人間不思議なもので一度そう感じてしまうとその違和感に意識が向かってしまって頭から離れません。
この時点でそっとキャップを締めて吸うのをやめて次の日、また次の日と吸っていこうと思いました。
いわゆるスティープによる変化に期待したんです。
そして開封5日目くらいでしょうか、そのゴムのような匂いを感じなくなりました。
実際にスティープされて変わったのか…はたまた私の感覚がそれに慣れてしまったのか…もしくはアトマイザーが馴染んできたのでしょうか…。
わかりませんがとにかく違和感を感じなくなりました。
さて、ここからがスタートです。
違和感を感じなくなった今!私は無敵です!
さあここから本気で吸っていきましょう!
吸い込み…舌に割と強めに甘さを感じるミストが口の中に入ってきます。
若干の酸味もあるように感じます。
吐き出しで…フルーティー感のある甘さと灰系のタバコ感が鼻から抜けていきます。
喉に甘味が残りますね。
タバコ感は割と強めに感じますが甘さも割とあるので半々くらいな感じでしょうか。
このフルーティーな甘さが桃なのかもしれませんが、吸った瞬間に(あ、桃…)という感覚はありませんでした。
鼻から抜けていくときに甘さのまわりを薄っすらと桃がいる感じです。
タバコ感は好きですね。
灰系のタバコ感です。
それがお好きな方は気に入るかもしれません。
この抵抗値では甘さも割と強めに感じるのでタバコのえぐみのようなものは感じませんね。
しかし私的にはこの甘さはちょっと強すぎるかなって感じました。
甘さがグッと抑えられます。
しかしやはり吸い込み舌に少し甘味を感じます。
桃なんですが…ちょっと分かりません。
薄っすらとした甘味があって弱めの灰系のタバコフレーバーが鼻から抜けていきます。
甘味のあるマイルドな灰系のタバコ感…といった感じに思いました。
この抵抗値ではそれプラス吸い込みから吐き出しかにかけてクリーミー感も感じます。
美味しいか美味しくないかはそれぞれ感じ方が違うと思いますが、これはちょっと面白いと思いました。
先ほどの抵抗値とは少し表情が変わりました。
どちらかというとこっちの方が甘さが抑えられている分好みに近いですね。
ただ…タバコ感も同時に弱くなった感じもします。
ですので一つのまとまりとしては逆にバランスは良いと感じます。
そして吸いやすいですね。
あ、結構鼻にタバコの灰感がのこりますね、これ。
いい感じになってきました。
しかし何かスッキリしません。
私のビルドの腕…又はアトマイザーによっても感じ方が変わるかもしれません。
そこで最近普段使いで使用しているアトマイザーで再度吸ってみる事にします。(上の2つのアトマイザーは主にブログレビュー用です)
個人的な使用感として私の中では割と考えずに楽なビルドで味も出やすいStormy RDA を使ってみます。
ドリップチップもKEMURI_productさんのものを使用してみます。(デルリン内径3㎜)
しかし…まあ、アレですね。
こうやってああでもないこうでもないアトマイザーを取っ替え引っ替えしてみたりビルドをやり直してみたり…そういうのも楽しいもんです。
趣味嗜好の醍醐味の一つとも言えるかもしれませんね。
早速吸ってみました。
ガラッと変わりましたね。
素直に美味しい、と思える味が出ました。
KEMURIさんのドリチはフレーバーの解像度をハッキリさせて味を伝えてくれます。
正直アトマイザーは…もっと他のを(ハイエンドの何か)使っても良かったかもしれませんが、この組み合わせで素直に美味しいと思う味が出てきたので良しとします。
吸い込みでやはり強目の甘味が舌に心地よく感じます。と共に灰感の主張もこれまた強目のミストが口の中に広がります。
この抵抗値のせいもあるかもしれませんが甘味が強く感じますがしっかりタバコ感(灰感)も伝わってきます。
このリキッドもまた喉で美味しく感じる事ができます。
桃の甘さ、完熟に近いでしょうか、その甘さが喉に残ります。
割合的には…桃の甘さ:タバコ感=6:4位でしょうか。
吐き出しでそのフルーティーな甘さを伴って軽くスモーキーなタバコ感が鼻から抜けていきます。
そしてこれ、BaksLiquidLabのシリーズにシラフシラズというブランデータバコ感のリキッドがあるんですが雰囲気、系統がそれに似てる気がしました。
これは私個人の感覚なので必ずしも皆さんがそう感じるかは分かりませんが…。
ある種リキュール的な甘味がそう感じるのかもしれません。
しかしタバコ感はそれのスタウトというリキッドがあるんですがそれに近いかそれ以上の灰感を感じます。
すいません、これ、美味しいです。
バランス的にはこの抵抗値ではタバコ感が奥に引っ込む感じがしますが
れっきとしたタバコ系リキッドですね。
BaksLiquidLabさんのリキッドにはタバコのテイストが多かれ少なかれブレンドされていると冒頭の方で書きましたが今までのシリーズに比べて一番タバコ感を私は感じました。
タバコ感の主張が一番強いのかなって気がします。
そこが個人的には好きですね。
低抵抗寄りのセッティングですがこれもまた美味しく感じました。
高抵抗、低抵抗寄り…どちらのセッティングも二面性のある個性が出てきて面白いリキッドですね。
美味しいと思いますよ。
しかし今回正直、開封直後は素直に美味しいと思えませんでした。
おしんさんのリキッドで初めて美味しいと思えないリキッドか…と落胆したのですが気を取り直して吸い続けてみて良かったですね。
それがスティープの効果なのか…ただ単に私のビルドの下手さ加減なのか…分かりませんが…
シリーズ中私の中では一番タバコ感を感じることができるリキッドですね。
桃は…そこまではっきり出て来ず…ぼんやりやんわり薄っすらと桃の香りが鼻に感じる程度でしたね。
しかしながらこの鼻に残るタバコ感(灰感)は心地よいですね。
タバコ好きの方ならもしかしたらお気に召されるかもしれませんよ。
こちらで買えますよ。
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