hoito mod 〜HOITO RDA 【 1st 18 】Designde by Japan_Hoito 買ってみました
年季の入ったベイパーの皆さんでしょうからDARUMA DT(ドリップチップ)という名前は一度でも聞いたことがあると思います。
MADE IN JAPANの有名なドリチですね。
そのDARUMA DTの製作者様のHOITOさんて方が作られた今度はRDAですって。
〜詳細〜
・材質:SUS316
・直径:18mm
・高さ:18mm(ドリップチップ・コンタクトを含まず)
・ボトムエアフロー
・BF対応
・シングルコイル専用◆Made in China 〜 Designde by Japan_Hoito
設計はJapan、生産〜販売はChinaと聞いたような気がします。
そのおかげかコストは安くできてその分販売価格に反映されているようですね。
もっとも法律的な部分(薬事法)ていうのはよくわかりませんが安いに越したことはないですね。
物理的に不備な部分がなければ。
見ると結構しっかりした造りのようです。
まずは開封して中身を見てみましょう。
〜セット内容〜
・RDA本体(BFピン)
・ドリップチップ
・18-22スラント(ビューティー)リング
・コンタクト用ドリッパー(ノーマル)ピン
・交換用Oリング一式
・予備ネジ
・六角レンチ
私がまず注目したのは22㎜-18㎜のスラントリングが付属されている事です。
これは非常にサービス満点というか、痒いところに手が届くサービス精神だと思いました。
このアトマイザーは直径18㎜なんです。
一般的に…というか、現在主流は22㎜、24㎜のアトマがほとんど…と言っていいかもしれません。
とはいえ、16㎜、18㎜、はたまた19㎜のアトマでも評判の良いアトマイザーはいくつかありますけどね。
今回このアトマイザー、18㎜で出した意図はなんなんでしょうか。
自ずとフレーバー寄りを意識したアトマイザーなのかなって感じがしますが果たしてどうなんでしょうか。
話戻ってその直径18㎜というとどうしても組み合わせるmodに対してサイズ感的にスムーズな見映えを狙いにくくなってしまいます。
もちろんスラントリングはなくてもいいんですけどあれば色々な組み合わせの幅が広がりますね。
そこへきて私といえば周知の通りスラントリングマニアです。
スラントリングにはちょっとだけうるさいです。
スラントリングも単体で買うとなると結構いいお値段するんですよね。
ですので願ったり叶ったりの付属品でその点は非常に嬉しいところです。
そしてこのOリング…
これは後ほど説明しますがデッキ用の予備のOリングです…なんですけどどうやら微妙にサイズ?硬さ?柔らかさ?が違うようですね。
hoitoさんがtwitterで呟いているのを拝見したような気がします。
これはおそらくキャップのはめ具合も好みで調整できる…という事を言っていたと思うんですが…。
こちらのOリングを好みで変えるのも良い、というような感じでオススメしていたような気がするのでそれも後ほど検証してみたいと思います。
さらにこちら…これはポジピンの出代を調整するためのOリングかと思います。
これはおそらくメカニカルやハイブリッドなどを使用する場合に十分な出代を確保するためのものだと思われます。(スラントリングを使用した場合バッテリー側にアクセスしにくくなる(届かなくなる)可能性があるため)
とはいえスラントリングを使用しても大抵アクセスできてしまいますが念には念を入れてという事でしょうか。
それとこのアトマイザーの特性上、BFで運用される方も多いかと思います。
メカニカルスコンカーなどで安全基板などが入っていないものはハイブリッド…とまではいかないまでも似たような理屈なので十分なポジピンの出代や…あるいはボトルとの干渉具合の調整や確認をしなければいけません。
はたまたBFを使用しなくてもメカニカルのmodを使うときはもちろんポジピンの出代は確保しなければいけません。
備えあれば憂いなし、って感じですかね。
この辺り非常に細かい配慮がされているんだなって思いました。
では次にデッキを見ていきましょう。
コイルを固定させるネジが3箇所ありますね。
実際には隣り合わせのうちのどちらかとエアホール挟んでもう一つのネジで固定させるんだと思います。
デッキ内は決して広くはありませんがビルドは簡単そうですね。
このデッキを見て私が真っ先に目がいったのはエアーフローの経路。
これは非常によく考えられた…というか試行錯誤されたんじゃないかなって思いました。
こんな感じ。
横から入って下から出てくるボトムエアフロー形式を採用されていますね。
そしてその構造なんですけどエアホールからの経路を宙に浮かせることによってデッキ底面のスペースを確保されていますね。
漏れに関してもエアーホールからのリキッド漏れは皆無でしょう。
これならば18㎜といえどある程度の容量は稼げるんじゃないでしょうか。
そしてBFピンからのリキッド供給出口周りに障害物がない事でコットンへの供給もスムーズにいくと思われます。
ちなみにジュースウェルの深さは…
実測で約5〜7㎜ありました。
さらには底面にコットンの末端を落とし込む窪みがあるので十分といえるでしょうか。
次にキャップを見てみましょう。
約1㎜×2㎜のホールが1つだけあります。
ちょっと前後してしまいますがデッキにも当然1つだけですね。
キャップ裏側
段差をつけて上部が狭くなっています。
天井のふちはカーブをつけたドーム状になっています。
ドリップチップは全長が短いですが元々キャップに突起があるので装着すると短さによる違和感は感じられません。
ドリップチップ自体の作りも流石ドリチ製作者さんとあってかっちりきっちりとしたつくりですね。
ドリチ内径は4㎜ストレートですね。
入り口出口に綺麗にテーパーもかけられています。
これだけでも売れるんじゃないですかね?
ではビルドをしてみましょう。
ショップページにオススメビルドが書かれていました。
●オススメビルド
カンタルA1単線・28G~26G
コア内径・2.0mm~2.5mm
抵抗値・0.7Ω~1.3Ω
出力・10W~18W
オススメ上限の抵抗値でやってみます。
ドリッパーピンに付け替えます。
ついでに付属Oリングを取り付けてどのくらい出っ張るかみてみましょう。
どっちもハイブリッドいけそうですけど太い方なら万全でしょう。
ドリッパーピンにはめてみましたけどBFピンの場合でも同様の出代になるのとリキッドの漏れにも対応できるんじゃないかなって思います。
では早速吸ってみます。
ドリチが自分的には短いのか…トップキャップ突起まで咥える形になるのかわかりませんがちょっと唇熱いですね。
味はかなりダイレクトにきます。
…が、うーんちょっとまだ定まってない感じですね。色々と。
長めのドリチにしてみます。
味はこっちの方がよく感じますね。
さらに長めを使ってみましょう。
ウルテムというのと長さもあるので唇は熱くなりません。
内径3㎜もいい感じにミストとスウィングしてます。
マッチしてますね、味は。
味、見た目はこれが一番いいですね、個人的に。
ただ…とても美味しいか?と言われたらまだまだビルドを詰める余地はありそうです。
その辺りは試行錯誤が必要かもしれません。
前述しましたデッキのOリングなんですけど赤い方に付け替えて使用してみました。
キャップの取り外し取り付けはスルッとスムーズになりますね。
ただ、リキッドで馴染んできてOリング周りが滲んで濡れてくるとスポスポ外れやすくなるかもしれません。
わかりませんけど…。
キャップの取り付け取り外しの際には私は感触的にはこちらの方が好きですね。
私は直径18㎜のアトマには遊び心も兼ね備えていると考えています。
まあ、18㎜だけじゃなくてもどんなサイズでもそうなんですけど。
それは何かといいますと見た目ですね。
ドリチを色々付け替えてみたり…まあ、ドリチは味にも関わってきますけどね。
そして今回このHOITO RDAに関してはスラントリングでしょう。
純正の付属のリングもよろしいんですけど私の手持ちの中でこんなリングをつけて遊んでみました。
berserker rdaに付属されていたリングですね。
デザインは文句なしにカッコいいです、ただ…。
エアーホールが完全に隠れてしまいます。
ですので激重ドローのMTL全閉主義者のベイパーさんにオススメです。
そしてこれ、このリング単体で最近買ったんですけどメーカー忘れちゃいました。
カッチリしたイメージでチューブmodも引き締まって見えます。
クールなビジネスマンが持ってそうです。
24-18っていうのも見た目的にはありですね。
カッコいい…。
カッコいいですけどコードエラーで全閉同様激重ドローで吸うのはちょっとキツいですね。却下。
ところでこのHOITO RDAなんですが将来的に22㎜のものもリリースされる予定だそうで…。
そっちも非常に気になりますね。
やはり22㎜っていうのは需要がありそうですもんね。
まあ、ある意味18㎜はこれはこれで尖っている面もおそらくあって面白いんですがしばらく美味しいビルドを探さないといけないかもしれません。
そういった意味では飽きないですけどね。
HOITOさんの次のリリースはなんでしょうかね?
あ、そういえばDARUMA DT…うちの奥さんに取られちゃったんですよ、お気に入りみたいでQ14につけて使っています。
なので新しいDARUMAも欲しいところですが22㎜のRDAは気になるところですね。
その前にmodも出すような事をtwitterでお見かけしましたね。
面白い事やってらっしゃいます。
そんなhoito mod のショッピングページはこちら。
HOITO MOD PRODUCT's STORE
あ、長くなったのでそろそろ失礼します。