ナチュラルウッドのMODをお手入れしてみました(艶出し)
最近ブログの内容がレビューばかりだったので気分転換に今回は趣を変えた内容を書きたいと思います。
自分の過去記事にて似たような内容を書いたような書いていないような…
記憶が定かではないので…かといって過去記事を遡って探すのも面倒なので新たに書きたいと思います。
今回こんな事をやってみます。
要は木のMODに蜜蝋を塗って艶を出すんですね。
方法は色々あると思われます。
例えば木のMODといってもスタビライズドウッドとナチュラルウッドではお手入れの仕方もおそらく違うでしょう。
それぞれの個体に対してどのやり方がモアベストなのか…。
ネットで調べてみますと筆者さんによっては少々意見、というか方法や使用する道具なども違っていたり…。
やはりそれらを参考にしてやるのが良いと思われますが…今回私は以前(昨年春頃)持っていたスタビライズドウッドのMODのお手入れに使用していた蜜蝋を塗りつける、という事をしてみます。
そのスタビのMODは既に別な方へお嫁に行って今は私の手元にありません。
残ったのはこの蜜蝋…
そして再びスタビライズドウッドのMODとナチュラルウッドのMODを最近手に入れました(最近の過去記事参照)ので再び使える場面が出てきたという事です。
という事で私的なやり方をササっと書いていくことにします。
あまり参考にならないかとおもいますが…。
だって塗っているだけですから。
とはいえ、やはりやらないよりはやった方がいいのかなって気がします。
理由としてはなにせ生きている木ですから…いや、生きているかどうかはわかりませんが…木は気温、湿度などによる影響を受けやすいものだと考えます。
人間のお肌と同じで乾燥肌でカサカサだとヒビ割れあかぎれなんてありますよね?
それと同様に木もそういった影響を受けやすいのかなって思います。
はたまたギターなどもそうですね。
湿気による変形や逆に乾燥による塗装割れなどが起こります。
そしてそれらを予防する方法、グッズなどがあります。
話しは戻りますが…
で、スタビのMODは今回は出番無しにして…対象のMODはこれにしてみます。
ナチュラルウッドのBlack Serpentesです。
最近お気に入りの一台です。
予めすいません。
実は既に数日前に塗ってしまっています。
そんなに頻繁に塗るもんでもないのであれなんですけどとりあえずやってみます。
ちなみに全く塗っていない状態を過去記事から画像引っ張ってきました。
こんな感じでした。
と、その前にスタビライズドウッドなどではマイクロメッシュの布ヤスリなどを番手を上げながら磨いてから…というのがよく聞くやり方であるのですが今回このナチュラルウッドでもそれは適用できそうです。
表面を滑らかにスベスベお肌に…いわゆる下準備というか土台を整えてから…の方が良いと思うのですがこれもむやみに目の粗いヤスリで強く擦ると本体の形自体が微妙に変わってしまったり深く傷がはいってしまったりする恐れもあります。
もしやるときは程々の力の入れ具合の調整が必要ですね。
で、ここまで言っておいてあれなんですけどそれは今回やらずに塗っていきます。
もともとこの個体に関しては表面が割と綺麗に仕上げられているというのもあるので…。
ちなみにサンドペーパーなどでもし磨く場合は目の粗い番手=数字の低いやつ→徐々に目の細かい番手=数字の高いやつに変えながら段階的に磨いていきます。ただ、それも対象の個体によってスタートする番手をチョイスする必要がありますね。参考までに…。
さて、では早速塗ってみましょう。
あ、あとその前に…対象のMODがレギュレーテッドなら液晶の画面やスイッチ類などにマスキングテープを貼っておくと良いでしょう。
今回このMODはメカニカルで構造も単純なので金属部分、スイッチ部分は外しておきます。
金属プレートはマスキングしておきます。
中のチューブは…外せるんですけど外さなくても影響ないかなって思ったので外していません。
私の場合、指で薄く伸ばすように塗っていきます。
そして、、ここからが重要です。
この手の記事ではおそらくどなたも書いていないであろうとても大切なコツがあるんです。
実は皆さんやってらっしゃるのに書いていないと思われます。
今回私がそれを惜しみなく公開いたしましょう。
いいですか、一度しか言いません。
「お肌ツルツルスベスベになあ〜れ〜…かわいいかわいい私のMOD君(ちゃん)ヌルヌルテカテカになあ〜れ〜…」
これを可能であれば声に出しながら心を込めて塗ってみてください。
近くに奥さんやもしくはご家族、友人などがいて恥ずかしかったら心の中で呟きながらやってみると良いでしょう。
え?私?恥ずかしいので心の中で呟いています。
言霊というものがあります。
木も生きています。
きっとあなたのその切実な願いの声が振動となって木に伝わり素敵な表情を見せてくれる事でしょう。
そうこうしているうちに塗り終わりました。
これで蜜蝋がある程度乾くまで30〜60分程放置しておくと良いでしょう。
時間経過後…
少々分かりづらいですが肉眼で観察すると乾いている部分と乾いていない部分があります。
柔らかいウェス…なるべくMODに傷がつきにくい素材のもので優しく磨くように拭き取っていきます。
拭き取り後…
色味が濃くなって少し艶が出てきました。
やるやらないは持ち主の自由だと思いますのでこれを必ずやらなければいけない、というのはないと思いますが…。
私的にはこういうの好きなのでやってみて自己満足で納得しています。
しかしながらメンテナンスという面で考えた場合やっても損はないと思います。
ただ、このように色味が変わってしまうのが嫌な方はよく考えてからやった方がいいと思いますよ。
それと…
ギターや車などでもそうだと思いますがメンテナンスに際してやはりその時の精神状態なども作業に現れてきたりすることもあるかもしれません。
これは最近そういったお話を聞きました。
イライラしているときにやっていたら雑な仕上がりになったり…
可能なら気持ちが穏やかで落ち着いている時にやった方が良いような気がしないでもないです。
MODなどでも…愛情を込めてメンテナンスしてあげればきっと素敵なパフォーマンスを見せてくれるでしょう。